上達への近道!効果的ゴルフ練習法とコース戦術
この記事では、あなたがゴルフをもっと楽しめるように、上達の近道となる練習法やコースで役立つ戦術を紹介していきます。
具体的には、
– 練習前のストレッチで怪我を防ぐ方法
– スイングの基本①・②・③
-スイングのメカニズム
– ショートゲームのアプローチとパター練習法
– ボール飛距離を伸ばすドライバー調整法
– コース上でスコア節約のための戦術
– ゴルフレッスンを活用した上達方法
などが盛りだくさん!
さあ、一緒に効果的な練習法とアプローチで、あなたのゴルフ上達を目指そう!
目次
練習前のストレッチで怪我を防ぎ、身体をリラックスさせる
ゴルフの練習前には、必ずストレッチを行いましょう。適切なウォームアップを行うことで、怪我を防ぐだけでなく、身体のリラックスにも繋がります。
特に、ゴルフでは腰や肩、肘の筋肉を使いますので、これらの部位を重点的にストレッチしましょう。
十分なストレッチを行うことで、スムーズなスイングが可能となり、飛距離やスコアの向上に繋がります。
手首
腕を肩の高さに上げて、手首を甲側と掌側に伸ばします。前腕の筋肉をほぐすイメージで行います。
腕
片方の腕を肩の高さに上げて伸ばし、もう一方の手で時計回り・反時計回りに捻ります。手首だけではなく、腕全体を回すイメージで行います。
足首
つま先を地面に立てて、足首の前側・右側・左側を伸ばします。アキレス腱とヒラメ筋も伸ばします。
肩甲骨
胸の前で片方の腕の上腕部をもう一方の腕でひっぱり、肩甲骨から背中にかけて伸ばします。頭の後ろでも行います。
首筋
首を前側・右側・左側に倒して首筋を伸ばします。後ろ側へは無理に倒さない。
脇腹
直立して頭の上で片方の腕をもう一方の腕でひっぱり、脇腹を伸ばします。
股関節
足を開いて膝に手をつき、上体をねじります。首はねじらないようにしましょう。
ゴルフスイングの基本
グリップ
プレイヤーの体はグリップを通してゴルフクラブと接していますので、体と腕の動きや力をクラブヘッドに伝えるためには正しいグリップを身に付けることが大切です。
左手は小指の手首側にあるふくらみ(小指丘)と小指の間から人差し指の第二関節にかけて、掌に対してはややななめになるようにグリップを横から当てて握ります。親指はグリップの真上に置きます。(写真①)
右手は人差し指・中指・薬指の第二関節を下からグリップにかけ、掌で左手親指を包み込むように握ります。人差し指の第二関節と親指でグリップを挟むように持ちます。(写真②)
左右の手を密着させてグリップした時、左手人差し指と中指付け根の関節(ナックル)が真上から見えるようにします。右手の親指と人差し指の付け根が作るV字は右肩を向きます。(写真③)
写真①
写真②
写真③
グリップの種類は大まかに分けて3種類あります。
●オーバーラッピンググリップ
右手の小指を左手の人差し指に重ねるグリップです。(写真④)
●インターロッキンググリップ
右手の小指と左手の人差し指をからませるグリップです。(写真⑤)
●テンフィンガー(ナチュラル)グリップ
10本の指全部で自然に握るグリップです。(写真⑥)
写真④
写真⑤
写真⑥
セットアップ(アドレス)
ボールを目標に打つために必要なスタンスの向き・ボール位置・姿勢のことです。
●スタンスの向き
クラブフェースを目標線(ボールと目標を結んだ線)にスクエア(直角)に向けて、
両足・両ひざ・腰・肩のラインを目標線と平行に揃えて立ちます。(図①)
●ボール位置
ボールを置く位置には個人差があり、スタンスの広さによっても変わりますが、
左足かかと内側の延長線上から体のセンターまでの間になります。
ボールを置く位置には個人差があり、スタンスの広さによっても変わりますが、
左足かかと内側の延長線上から体のセンターまでの間になります。(図①)
●姿勢
胸の前でクラブを握り両手を静かに下ろし、グリップエンドと体の間にこぶしが楽に入るぐらいにします。両腕を楽に伸ばし左腕が正しいグリップになっていれば、左脇は軽く締まります。右腕は左腕より下がり気味になります。直立の姿勢から頭は体の中央に保ったまま、お腹をへこませるように上体を軽く前傾させます(猫背はNG)。ひざは軽く曲げて、重心が両足均等にかかるようにバランスを取ります。(写真⑦、⑧)
スイング
正しいアドレスができたら、正しいスイングを覚えていきましょう。スイングで大事なのは、体とクラブを正しく動かし、一定のスイングを身につける事です。正しいスイングで重要になる、スイング軸、スイングプレーン、スイング軌道を解説します。
スイング軸
プレイヤーの体はスイング中、前傾した上半身の背骨に沿った所にある軸を中心に回転します。(写真①、②)
スイングプレーン
スイングプレーンは、ボールと両肩を結んだ仮想の平面です。スイングの際、クラブヘッドはおおよそスイングプレーン上を通ります。(写真③)
スイング軌道
スイング軸を中心としてクラブが振られた時に、クラブヘッドが描く円に近い軌道です
。(図①)
上から見たところ